システムエンジニアは時代の最先端を行くITの技術革新について常に理解を深めていなければならず、それを念頭においた最新の技術を開発することが使命となります。
そのため、ITにに支えられているこの時代そのものに常にアンテナを張って生活しなければならず、高い緊張を張り続けていなければならない大変なお仕事です。
そのため、事実上の定年というものが存在し、歳をとって体力的にあるいは精神的についていけなくなってくると、それが客観的に判断されて仕事から下ろされてしまう可能性があります。
自他ともに認める状況になってしまえば仕方ありませんが、もし「自分はまだシステムエンジニアとして働きたい」と思っているのであれば、新しくシステムエンジニアになる人たちよりも自分は優れていて会社に多大な貢献ができる、ということを示し続けなければなりません。
そのためには、他人にはできないけれど自分ならできる、という価値のある能力をつけることが大切です。
もっとも簡単に習得できる価値としては、開発できるシステムの幅を広げていったり、使える環境を増やしていったり、という方法があります。
しかし、こういった直接的に専門性のある技術というのは誰かができるから大丈夫と思われてしまいがちです。
もっと根本的なところで、情報収集能力を高める、というのも1つの良策と言えるかもしれません。
例えば英語の能力。英語が堪能なのであれば、日本語訳がなされる前に誰よりも早く世界の最先端の情報を理解できるようになります。
そうやって、時代の変遷に誰よりも早く対応できるようになれば、きっと現場で重宝されるようになることでしょう。